応接間からリビングルームへ
2021年1月1日に第13代目館長に就任した保坂健二朗は、同年4月1日に組織の名称が滋賀県立美術館と変わったのにあわせて、目指すべき美術館の姿を「公園のなかのリビングルーム」「リビングルームのような美術館」としました。あらたまった空間から、くつろぎの場所へ。美術館は、時代とともに変化していくのです。
2021年1月1日に第13代目館長に就任した保坂健二朗は、同年4月1日に組織の名称が滋賀県立美術館と変わったのにあわせて、目指すべき美術館の姿を「公園のなかのリビングルーム」「リビングルームのような美術館」としました。あらたまった空間から、くつろぎの場所へ。美術館は、時代とともに変化していくのです。
美術館の大きな屋根のような三角形を組み合わせて「M」と「S」のかたちをつくり、水の上で飛び跳ねる魚や飛び立つ鳥のかたちをイメージしました。
湖に飛び込むようにより地域に入り込み、様々な人たちと広くコミュニケーションしていく姿を表しています。
展示室や設備等を、現在の美術館に求められる水準に更新する等の老朽化対策と、キッズスペースやラボ等の整備を行う等の改修工事が実施されました。