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梅干(うめぼし)
野口謙蔵(のぐちけんぞう)
せつめい
さんさんとふりそそぐ夏の日ざしの下で、ムシロの上に梅ぼしをならべてほす「土用ぼし」をしている青い着物の少女。そこに手に花をもち、きれいなゆかたを着た二人の少女がたずねて来ました。いなかの夏のいちシーンが、明るい色づかいであたたかく描かれています。作者の野口謙蔵さんは、げんざいの東近江市に生まれた洋画家で、東京で絵を学んだなかまたちが次々とヨーロッパに留学するのをしりめに、ふるさとの蒲生野にこもって、美しい自然と人々のくらしを死ぬまで愛情をこめて描きつづけました。
さくひんデータ
1929年(昭和4年)
キャンバスぬのに油絵のぐ
たて160.5×よこ129.0センチ