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飛鳥の春の額田王(あすかのはるのぬかだのおおきみ)
安田靫彦(やすだゆきひこ)
せつめい
額田王は今から1400年ほど昔、飛鳥時代にかつやくした歌人(和歌をよむ人)で、天智天皇との恋物語でも知られています。しょうぞう画がのこっていないのでどんな姿であったかはだれも知らないのですが、歴史画をとくいとした安田靫彦さんは、額田王の和歌やさまざまなしりょうを元にして、春がすみがたなびく飛鳥三山と飛鳥京をバックに、まっすぐな目とじょうねつてきな赤いくちびるをもち、しなやかで気品のあるポーズを取った、これぞけっていばんと言える額田王のイメージを作り上げました。
さくひんデータ
1964年(昭和39年)
和紙に日本画の絵のぐ
たて131.1×よこ80.2センチ