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姉妹(あねいもと)
小倉遊亀(おぐらゆき)
せつめい
なかよくならんですわる、おさない姉妹。七夕のかざりものでも作っているのでしょうか。むじゃきで明るい妹はおりづるを手にニッコリとほほえみ、まじめそうなお姉ちゃんはハサミを手にしてきんちょうしたようす。二人の性格のちがいは、すわりかたや服の色などにも表れています。背景はほとんど白一色で、使われている色の数も少なく、シンプルな美しさが目をひきます。作者の小倉遊亀さんは大津市に生まれた、20世紀後半を代表する日本画家で、花や女性の絵がとくいでした。洋画家の岡本半三さんの二人のむすめを描いたこの作品は、遊亀さんのもっとも人気がある絵のひとつです。
さくひんデータ
1970年(昭和45年)
和紙に日本画の絵のぐ
たて118.0×よこ141.0センチ