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常設展
いろんなかたち
会期 2025年6月19日(木)〜9月7日(日)
開催概要
物として存在している美術作品には、かたちがあります。たとえば絵画であれば、それが具象画にしろ抽象画にしろ、描かれたイメージのかたちがあります。また、絵画をモノとして捉えれば、キャンバスや額もかたちだといえるでしょう。彫刻などの立体作品であれば、よりシンプルに作品そのもののかたちがありますし、作品の素材が何かということもかたちに大きく影響します。
作品のかたちは、作家によってテーマやコンセプト、物理的、状況的な条件のもとで生み出されています。たとえば大病を患って絵筆を持つことが難しくなったことで生み出されたアンリ・マティスの切り絵、《幼年時代》と名付けられたイサム・ノグチのまるっこい石の彫刻、たくさんのボタンを縫い付けた布を丸めて糸でぐるぐる巻きにして作られる井村ももかのボタンの玉、鉄板のかたちをそのまま刷ったリチャード・セラの版画、描いたイメージに合わせたフランク・ステラの変形キャンバスなどなど。
この展示では、ぜひ作品それぞれのかたちに注目してみてください。なぜ、このかたちになっているのか、作家にはどのような意図があるのか、重さはどれくらいで、硬さはどうなのか、かたちから想像してみてください。きっと新しい発見があると思います。
- 会期
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2025年6月19日(木)〜9月7日(日)
- 休館日
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毎週月曜日(ただし祝休日の場合には開館し、翌平日休館)
- 開館時間
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9:30-17:00(入場は16:30まで)
- 会場
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滋賀県立美術館 展示室2
- 観覧料
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一般/570円(460円)
大学生/340円(280円)※高校生以下、18歳未満、県内居住の65歳以上、身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方とその介護者は無料
◎( )は20名以上の団体料金
◎常設展のチケットで展示室1、小倉遊亀コーナー、展示室2を観覧可
◎毎週日曜日は「木の家専門店 谷口工務店フリーサンデー」
常設展示をどなたでも無料で観覧いただけます
- 主催
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滋賀県立美術館
- 作品リスト