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本日開館

滋賀県立美術館 Shiga Museum of Art

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コレクション展

ひらけ!温故知新
―重要文化財・桑実寺縁起絵巻を手がかりに―

会期 2021年6月27日(日)~8月22日(日)

開催概要

絵巻物、掛軸、屏風といった形状は日本美術においてよく見られますが、これらの作品は人の手で開かなければ鑑賞することができません。展覧会タイトルには、作品を開くという行為と美術館が開くという期待の二重の意味を込めています。《桑実寺縁起絵巻》(重要文化財、近江八幡市・桑實寺所蔵)は絵巻の宝庫である滋賀県が誇る名品のひとつです。今回の展覧会では、出品作品の中で最も制作年の古い本作品を導き手として「パノラマの視点」「ストーリーを描く」「祈りの情景」の3つの観点から当館のコレクションを紹介します。本展が地域の文化財や当館のコレクションの新たな一面を知っていただく一助となれば幸いです。

見どころ

《桑実寺縁起絵巻》全場面公開

《桑実寺縁起絵巻》を全場面公開します(会期中巻替有)。
滋賀県内での《桑実寺縁起絵巻》の公開は、当館で開催した「白洲正子」展(2010年)以来11年ぶりです。

近江を描いた重要文化財が出品されます

室町時代の近江を描いた重要文化財が2件出品されます(展示替有)。
《桑実寺縁起絵巻》と同じく16世紀に描かれた重要文化財《近江名所図》(当館所蔵、重要文化財、後期展示)も展示します。

休館中の美術館の活動の一端をご紹介します

休館中に新たに美術館の寄託になった《天下和順図》、休館中に調査が完了した岸派下絵(当館寄託)といった、休館中の美術館の活動の一端をご紹介します。

会期

2021年6月27日(日)~8月22日(日)

※会期中展示替えを行います。
前期:6月27日(日)〜7月25日(日)
後期:7月27日(火)〜8月22日(日)

*桑実寺縁起絵巻の展示期間は下記を予定しています。

  • 6月27日(日)〜7月11日(日):上巻第一段、第二段、第三段詞書
  • 7月13日(火)〜7月25日(日):上巻第三段絵、第四段、奥書
  • 7月27日(火)〜8月9日(月):下巻第一段
  • 8月11日(水)〜8月22日(日):下巻第二段、第三段、奥書
休館日

毎週月曜日(8月9日は開館し翌10日が休館)

開館時間

9:30~17:00(入館は16:30まで)

会場

滋賀県立美術館 展示室1

観覧料

一般 540円(430円)、高・大生 320円(260円)
※( )内は 20名以上の団体料金
※中学生以下の方、県内居住の65歳以上の方、身体障害者手帳等をお持ちの方は無料
※「ひらけ!温故知新」展の観覧券1枚につき、会期中2回ご覧いただけます(同時開催の企画展は含みません)。

出品リスト

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