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企画展
親と子で見るフランス名画展
会期 1985年06月29日~1985年07月21日
開催概要
ベルサイユの時代から20世紀初頭に至るまで、フランスの絵画は常にヨーロッパの美術界をリードしてきた。フランス絵画の黄金時代と呼ばれるこの250年間の歴史を知ることは、ヨーロッパ近代美術の流れを理解するための、またとない導入口となろう。
この展覧会は、親と子が名画を前に語り合い、楽しみながらフランス絵画の流れを理解できるようにという教育的配慮にもとづいて企画された。国内のコレク ションを中心に、18世紀ロココから20世紀初頭エコール・ド・パリに至る絵画の歴史を10の流派に分け、59作家99点の作品を詳しい解説パネルをまじ えながら時代順に見てゆくことによって、知らず知らずのうちにフランス絵画史に対する知識が身につくように構成されている。またこの展覧会では、これまで 日本人になじみの薄かったロココ美術およぴ、近年再評価の気運が高まってきているアカデミズムの画家たちを取り上げている点がユニークである。
なおこの展覧会は、姫路市立美術館、当館、栃木県立美術館、千葉県立美術館、福井県立美術館、大分県立芸術会館、長崎県立美術博物館を巡回した。
- 会場
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企画展示室1・2
- 観覧者数
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12,159人 (一日平均 608人、一日最高 2,182人)
- 関連行事
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○解説講座 「フランス名画の200年-ロココからエコール・ド・パリまで-」
昭和60年6月30日(日)・7月14日(日) 於:講堂
講師:平田健生(当館学芸員)
- 図録
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280×215mm、148ページ(カラー作品図版71点、モノクロ作品図版113点)
編集:栃木県立美術館
監修:大島清次
執筆:小勝禮子、中村隆夫、深谷克典
制作:株式会社アートよみうり
発行:読売新聞社、美術館連絡協議会
内容:○論文 「絵画と社会・フランスの場合-18世紀から20世紀前半にかけて」 大島清次
- 新聞関連記事
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読売新聞 昭和60年6月5日 (夕刊) 「親と子で見るルランス名画展」 中村隆夫
読売新聞 昭和60年6月21日~7月10日 (朝刊・滋賀版)
『光輝く時代「親と子で見るルランス名画展」から』 (16回連載)
第15・16回は座談会
島田捷子(守山小教諭)、藤原勇夫(水口中教諭)、岡野靖夫(膳所高教諭)
司会:中村隆夫
- 主催
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滋賀県立近代美術館、読売新聞大阪本社、読売テレビ放送、美術館連絡協議会
- 後援
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外務省、文化庁、フランス大使館
- 協賛
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花王株式会社