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滋賀県立美術館 Shiga Museum of Art

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企画展

フランス近代巨匠の版画展

会期 1987年02月28日~1987年04月05日

開催概要

フランスの近代美術を代表する6人の巨匠の、版画作品ばかり223点を展示し、版画芸術の世界とその魅力を紹介しようとした展覧会である。版画は、油彩などと比べると低く評価されがちであるが、油彩とは異なった効果が得られたり、一枚の原版から複数の作品を刷れるなどの様々な特徴を持っている。近代以降の芸術家の中には、これらの特長に着目し、油彩とは別に版画作品に多くの傑作を残した者も少なくない。とりわけ本展で取り上げた6人の巨匠 -マチス、ピカソ、ルオー、ルドン、ミロ、シャガール- においては、版画作品は油彩に匹敵する独自の位置を占め、高い芸術性と完成度を誇っている。
本展は版画芸術の特色を紹介するため、詩や小説などのテキストをもとにした連作版画を中心とし、また木版、銅版、リトグラフ、型紙孔版など多種多様の技法を取り上げ、様々な側面から版画芸術の世界に触れることができるよう配慮した。

会場

企画展示室1・2

観覧者数

7,925人 (一日平均 248人、一日最高 854人)

関連行事

○ロマンティック・コンサート
昭和62年3月21日(日・祝)  於:講堂
演奏:ウェンディ谷口(フルート)、小林芳子(ピアノ)
○展示品解説
昭和62年3月15日(日)、29日(日)  於:企画展示室
講師:平田健生(当館学芸員)

図録(共通版)

364×257mm、8ページ+解説付額絵15枚、美麗ケース入(カラー作品図版5点、モノクロ作品図版10点)
内容:○論文:「版画に魅せられた巨匠たち」 平田健生 
○作品解説:平田健生、小林昌夫
○作家略歴:占部敏子
○版画の技法解説:平田健生

新聞関連記事

読売新聞 昭和62年2月21日(夕刊)  「フランス近代巨匠の版画展」 平田健生

主催

滋賀県立近代美術館