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滋賀県立美術館 Shiga Museum of Art

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企画展

開館20周年記念展 コピーの時代 -デュシャンからウォーホル、モリムラへ-

会期 2004年06月05日~2004年09月05日

開催概要

戦後のアメリカと日本の現代美術を収集方針に掲げる当館は、数多くの現代美術の展覧会を開催してきたが、その精華ともなり、開館20周年を記念する本展では、現代美術における「引用と複製」という問題にスポットをあて、現代美術への新しいアプローチを提示し、その可能性を探った。

会場

企画展示室1・2、常設展示室1・2

関連行事

○開館20周年記念講演会 「本物そっくりの夢」
平成16年6月27日(土)  於:講堂
講師:赤瀬川原平(本展出品作家)
○講演会 
・「日米シミュレーションニズムとその行方」 平成16年6月5日(土)
講師:椹木野衣(美術評論家)
・「引用と複製―観念的な模写―」 平成16年6月13日(日)
講師:藤本由紀夫(サウンド・アーティスト)
・「モノマネをめぐる物語/そっくりショーは、なぜ笑えるのか」 平成16年6月20日(日)
講師:森村泰昌(本展出品作家)
於:いずれも講堂
○音楽会 「歴史でPlay(遊ぶ)」 平成16年7月4日(日)
演奏曲目:ジョン・ケージ「水の音楽」他
企画:藤島寛氏(京都国際現代音楽フォーラム・ディレクター)
○日曜美術鑑賞会 
平成16年7月25日(日) 於:講堂
講師:尾崎佐智子(当館学芸員)
○アイデアルコピーのパフォーマンス「Channel:Exchange」
実施日:会期中毎週日曜日 午後1時~5時
場所:企画展示室内
内容:企画展示室内に設けられたカウンターで、外国硬貨1グラムあたり1アイデアルコピーのレートでアイデアルコピーのオリジナル・コインと交換。

図録

225×298mm、226ページ
編集・発行:滋賀県立近代美術館
内容:○桑山俊道「滋賀県立近代美術館と現代美術」
○椹木野衣「引用と複製―その臨界点、日本・シミュレーショニズム・20世紀末の一段面」
○尾崎佐智子「コピーの時代―デュシャンからウォーホル、モリムラへ」
○作品解説 ○作家解説など

新聞関連記事

産経新聞 平成16年6月23日(夕刊) 「『オリジナル』からの跳躍」 丸橋茂幸
日経新聞 平成16年6月24日(夕刊) 「滋賀で『コピーの時代』展”過剰な著作権”を冷笑」山田奨治
朝日新聞 平成16年8月20日(夕刊) 「モダニズムの再考『コピーの時代』展」森本俊司
読売新聞 平成16年8月24日 「名作から引用 新たな創造へ」
木村未来
毎日新聞 平成17年3月26日(夕刊)  「江戸時代の逸品 里帰り」 岸桂子

雑誌関連記事

アエラ 平成16年6月21日増大号 「試着モデルの写真?いえ、作品です」 原久子
美術手帖 平成16年8月号  「ミメーシスとコピーの間」 篠原資明

主催

滋賀県立近代美術館

後援

滋賀県教育委員会、NHK大津放送局

助成

財団法人地域創造