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企画展
月次絵 -十二ヵ月の風物詩-
会期 1995年10月07日~1995年11月05日
開催概要
月次絵(つきなみえ)とは、月ごとの絵画、つまり1年12カ月の行事や風物を順に描いた絵画をさす。この画題は日本人の美意識に深く関わり、文学作品とも密接なつながりをもちながら古代から近代に致るまで描かれ続け、さまざまな作品を生み出した。本展では、I. 扇面と洛中洛外図屏風、II. 和歌花鳥図と琳派の流れ、III. 年中行事絵巻とその系譜、IV. 賀の屏風、V. 風俗画巻と絵草紙、VI. 江戸後期の月次絵の諸相、VII. 近代の月次絵、の7つのセクションで、和様絵画のひとつの潮流である月次絵の伝統と変貌のさまをたどった。
- 会場
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企画展示室1・2
- 観覧者数
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6,904人 (一日平均 265人、一日最高 592人)
- 関連行事
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○講演会 「十ニヵ月図について」
平成7年10月22日(日) 於:講堂
講師:武田恒夫(大手前女子大学教授)
○日曜美術鑑賞会
平成7年10月8日(日) 於:講堂
講師:岩田由美子(当館学芸員)
- 図録
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240×250mm、208ページ(カラー作品図版403点、その他参考モノクロ図版87点)
編集・発行:滋賀県立近代美術館、京都新聞社
内容:○論文「月次絵とその系譜」 武田恒夫、「町衆の季節」 五島邦治(園田学園女子短期大学部
講師)、「屏風歌の美学」 片山剛(金蘭短期大学助教授)、「年中行事絵巻とその受容史」
岩田由美子
○作品解説:岩田由美子 ○作家解説:高梨純次 ○参考出品解説:岩田由美子
○参考図版解説:岩田由美子 ○参考資料 ○主要参考文献:岩田由美子
○英文出品目録:松谷誠子
- 新聞関連記事
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京都新聞 平成7年10月7日~13日(夕刊) 「四季の彩り 月次絵展」 (5回連載) 岩田由美子
- 主催
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滋賀県立近代美術館、京都新聞社