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企画展
清(すが)やかな人間讃歌 鏑木清方展
会期 1993年07月31日~1993年09月05日
開催概要
鏑木清方(かぶらき・きよかた 1878~1972年)は明治11年東京神田に生まれ、13歳で江戸浮世絵の流れをひく水野年方に入門。文学の世界と密接に関わる独自の画境を築き上げ、女性風俗や肖像画に秀作をのこした。また、卓上で手にとり心ゆくまで鑑賞できる「卓上芸術」を提唱。文学を絵巻物や画帖などに表してその精華を示した。本展は画家と文筆家双方の目で人と暮らしを讃えた、鏑木清方の初期から晩年にいたる作品88点で、その画業を回顧した。なおこの展覧会は、静岡県立美術館、岡山県立美術館を巡回した。
- 会場
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企画展示室1・2
- 観覧者数
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21,632人 (一日平均 676人、一日最高 2,216人)
- 関連行事
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○講演会 「清方と松園」
平成5年8月8日(日) 於:講堂
講師:平野重光(京都市美術館学芸課長)
○日曜美術鑑賞会
平成5年8月22日(日) 於:講堂
講師:岩田由美子(当館学芸員)
- 図録(共通版)
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275×225mm、190ページ(カラー作品図版210点、その他参考モノクロ図版16点)
監修:平野重光
編集・発行:京都新聞社
内容:○論文「清方の芸術」 平野重光、
「流水のモティーフをとおしてみる鏑木清方の女性像」 玉蟲玲子(静岡県立美術館学芸員)、
「江戸と東京のはざまに」 福冨幸(岡山県立美術館学芸員)、
「鏑木清方の肖像画」 岩田由美子
○作品解説:自作を語る-清方文集・摘録抄 編責・平野重光
○鏑木清方年譜:編責・平野重光
○参考文献:飯田真(静岡県立美術館学芸員)
- 新聞関連記事
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京都新聞 平成5年8月7日(朝刊) 展評 (F)
平成5年8月17日~22日(朝刊) 「鏑木清方の美」 (6回連載) 岩田由美子
朝日新聞 平成5年8月23日 展評 (伊藤照哉)
- 主催
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滋賀県立近代美術館、京都新聞社