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常設展1
近江の古美術
会期 2017年03月07日~2017年03月31日
開催概要
滋賀県立近代美術館では、県立美術館として、郷土滋賀県ゆかりの美術については近代という枠にとらわれず、より古い時代の作品から貴重なものを選りすぐって収集して参りました。また、滋賀県立琵琶湖文化館でも近江ゆかりの古美術を収集してきましたが、平成20年(2008)4月1日から収蔵品を保管したまま休館しています。平成32年に当館がリニューアルオープンするときには、琵琶湖文化館の所蔵品、寄託品は当館に統合して保全されることになりました。
リニューアル前の最後の常設展となる今回の展示では、当館館蔵品の、江戸中期の高田敬輔筆「楼閣山水図・竹林七賢琴棋書画図」がマザーレイク滋賀応援基金活用事業として修理がなされ、この度完成し初公開されるのにともない、敬輔の弟子とされる曾我蕭白の「楼閣山水図」(重要文化財、近江神宮蔵、滋賀県立琵琶湖文化館寄託)をあわせてご覧いただきます。また、近江蕪村と呼ばれた紀楳亭の作品や、同じく蕪村に私淑した横井金谷の県指定文化財「山水図」、さらに重要文化財、狩野派「近江名所図」など、当館が誇る江戸期以前の作品を展示いたします。
仏教美術の名品が多い、琵琶湖文化館に寄託され、同館が保全に努めてきた作品群とともに、近世絵画を中心とする同館の所蔵品もあわせて、当館に引き継がれます。当館が琵琶湖文化館の機能を継承し、未来に飛翔する姿を予見していただく機会となれば幸いです。
- 会期
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2017年03月07日~2017年03月31日
- 会場
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滋賀県立美術館