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常設展
小倉遊亀コーナー
会期 2022年3月12日(土)〜2023年4月2日(日)
開催概要
当館が滋賀県立近代美術館として1984年に開館するにあたり、小倉遊亀から代表作22件を寄贈する申し出がありました。日本美術院の出品作を含むこれらの作品群は、「日本美術院の作家を中心とした近代日本画」という当館の収集方針を決定づけ、ひとつの柱になりました。
展示室1には小倉遊亀コーナーを設けており、作品を随時ご覧いただけます。
令和4年度は4期に分けて、以下のテーマのもとに展示します。
「達者と無垢なもの」
3月12日(土)〜6月5日(日)
家族ならではの温もりや、微笑ましい子供の仕草を描き出すことに、小倉遊亀は長けています。一方で、芸道に精通した女性像では、熟達した芸の見事さまで感じさせます。
「いずれかほとけの姿ならざる」
6月7日(火)〜9月4日(日) (7月19日(火)〜7月22日(金)を除く)
小倉遊亀は制作の中心に精神修養を置き、万物に仏性が宿っているという考えをもっていました。それに導かれるように、静物も3 点ひと組で三尊像として絵画化されます。
「花鳥から静物画へ」
9月6日(火)〜12月21日(水)
速水御舟《菊花図》に感心した小倉遊亀は、細密描写による生命感ある東洋的花鳥画を描きます。のちに静物画を得意とするに至るには、西洋における対象の捉え方が影響を与えたと考えられます。
「技法における金と銀」
2023年1月11日(水)〜4月2日(日)
小倉遊亀は戦後、俵屋宗達に関心を持ち、琳派における金と銀を使用します。日本画の特徴である岩絵具の表現に加えて、マティスの大胆なフォルムが組み合わされた作品が生まれました。
テーマ
達者と無垢なもの
3月12日(土)〜6月5日(日)
家族ならではの温もりや、微笑ましい子供の仕草を描き出すことに、小倉遊亀は長けています。一方で、芸道に精通した女性像では、熟達した芸の見事さまで感じさせます。
いずれかほとけの姿ならざる
6月7日(火)〜9月4日(日)
(7月19日(火)〜7月22日(金)を除く)
小倉遊亀は制作の中心に精神修養を置き、万物に仏性が宿っているという考えをもっていました。それに導かれるように、静物も3 点ひと組で三尊像として絵画化されます。
花鳥から静物画へ
9月6日(火)〜12月21日(水)
速水御舟《菊花図》に感心した小倉遊亀は、細密描写による生命感ある東洋的花鳥画を描きます。のちに静物画を得意とするに至るには、西洋における対象の捉え方が影響を与えたと考えられます。
技法における金と銀
2023年1月11日(水)〜4月2日(日)
小倉遊亀は戦後、俵屋宗達に関心を持ち、琳派における金と銀を使用します。日本画の特徴である岩絵具の表現に加えて、マティスの大胆なフォルムが組み合わされた作品が生まれました。
- 会期
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2022年3月12日(土)〜2023年4月2日(日)
(7月19日(火)〜7月22日(金)を除く)
- 休館日
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毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館)、年末年始(2022年12月22日(木)~2023年1月10日(火))
- 開館時間
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9:30-17:00(入館は16:30まで)
- 会場
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滋賀県立美術館 展示室1
- 観覧料
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一般/540円(430円)
高校・大学生/320円(260円)※( )は20名以上の団体料金
※常設展のチケットで展示室1、小倉遊亀コーナー、展示室2を観覧可
※中学生以下、県内居住の65歳以上、身体障害者手帳をお持ちの方は無料
- 主催
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滋賀県立美術館
- 出品作品リスト