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常設展
ニューSMoA コレクション 2022-2023
会期 2024年12月10日(火)〜2025年3月23日(日)
開催概要
本展では、2022年度および2023年度に当館が新たに収蔵した作品のうち、これまでの当館の展覧会のなかでまだ紹介できていないものを中心に、35作家、59件を紹介します。
当館の現在の収集方針は、以下の5つです。
①日本美術院を中心とした近代日本画
②滋賀県ゆかりの美術・工芸等
③戦後アメリカと日本の現代美術
④アール・ブリュット
⑤芸術文化の多様性を確認できるような作品
この方針に則り、2022年度には46作家、161件、2023年度に64作家、590件の作品を新たに収蔵しました。
その中には、日本画家・西郷孤月の《隅田の花》(①)、郷土の日本画家である山元春挙の《半偈捨身図》(②)、松延総司の《私の石》(②、⑤)、川俣正の《Project on Roosevelt Island Plan 17 (model)》(③、⑤)、アメリカを拠点に活動する作家であるデヴァン・シモヤマの《Anthony Doubled》(③、⑤)などが含まれます。そして、④については、公益財団法人日本財団から549件ものアール・ブリュット作品をご寄贈いただきました(※1)。
この2年間の活動をとおして、当館は、これまでコンスタントに収集してきた日本画や郷土作家やアール・ブリュットのコレクションの拡充に加え、現代のマルチカルチュラルな状況を反映するような現代アメリカ美術や、川内倫子(※2)や川俣正のような世界で活躍する日本の現代作家の作品を収集することができました。
美術館の根幹ともいえる収集活動について、ご興味をもっていただけたでしょうか。他の作品は、今後様々な機会を通じてご紹介させていただきます。また、最後になりますが、貴重な作品をご寄贈くださいました皆様に心からの御礼を申し上げます。
(※1) 549件のうち447件を、2024年4月〜6月に当館で開催した企画展「つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人」でお披露目しています。今回の展示ではこれらの作品群以外からの展示です。
(※2) 川内倫子の新収蔵品は、滋賀県立美術館開館40周年記念「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」(会期 2025年1月18日〜3月23日)に出品されます。
- 会期
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2024年12月10日(火)〜2025年3月23日(日)
- 休館日
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毎週月曜日(ただし祝休日の場合には開館し、翌日火曜日休館)
- 開館時間
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9:30-17:00(入場は16:30まで)
- 会場
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滋賀県立美術館 展示室1・2
- 観覧料
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一般/540円(430円)
高校・大学生/320円(260円)※( )は20名以上の団体料金
※常設展のチケットで展示室1、小倉遊亀コーナー、展示室2を観覧可
※中学生以下、県内居住の65歳以上、身体障害者手帳等をお持ちの方は無料
◎毎週土曜日は「イシダフリーサタデー」、毎週日曜日は「木の家専門店 谷口工務店フリーサンデー」
常設展示をどなたでも無料で観覧いただけます
- 主催
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滋賀県立美術館
- 作品リスト
- 作品・作家解説