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滋賀県立美術館 Shiga Museum of Art

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企画展

佐々木マキ見本帖

会期 2013年07月06日~2013年09月01日

開催概要

神戸市出身の佐々木マキ(1946- )は、1966年に雑誌「ガロ」にてマンガ家デビュー。1973年『やっぱりおおかみ』にて絵本作家としての活動を開始し、その後『ぼくがとぶ』(1975年)、『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』(1978年)、『ねむいねむいねずみ』(1979年)、『おばけがぞろぞろ』(1988年)といった人気絵本を次々と発表しているマンガ家・イラストレーター・絵本作家です。

この展覧会は、マンガ・イラストレーション・絵本とさまざまなジャンルを自在に横断しながら展開してゆく、佐々木マキの約40年に渡る画業を一堂に紹介しようとするものです。

60年代から70年代にかけて「ガロ」「朝日ジャーナル」に発表された実験的なマンガの原稿から、多くの名作本に彩りを添えたイラストレーション、子どもから大人まで幅広い層に支持されている人気絵本の原画まで、約200点を展示します。また、作者のアトリエを紹介するショート・フィルムも上映、独特の魅力を放つ佐々木マキ作品誕生の裏側に迫ります。

絵本ファンの方や「ガロ」「朝日ジャーナル」での掲載作品を愛読していたかつてのマンガファンの方はもちろん、新たに佐々木マキ作品と出会う方にも、新鮮な発見と驚きが満載の展覧会です。

作者のバラエティ豊かな仕事を網羅した本展は、まさに佐々木マキの「見本帖」。ページを次々とめくるように、どこかシュールで不思議な雰囲気が漂う「佐々木マキ・ワールド」を心ゆくまでご堪能ください。

会期

2013年07月06日~2013年09月01日

休館日

毎週月曜日。ただし7月15日(月・祝)は開館、翌16日(火)休館

観覧料

一 般 950円(750円)
高大生 650円(500円)
小中生 450円(350円)
( )内は前売および20名以上の団体料金
ローソンチケットでお買い求めの前売券は、当館総合受付(チケットカウンター)にて観覧券とお引き換え下さい。
ローソンチケットLコード 51475

主催

滋賀県立近代美術館、京都新聞、BBCびわ湖放送

後援

滋賀県教育委員会、こどもの本WAVE

協力

こどもの本WAVE、絵本館、太田出版、金正陶器、教育画劇、金の星社、講談社、小学館、株式会社PHP研究所、福音館書店、フレーベル館

企画協力

メディアリンクス・ジャパン

作者略歴

1946年神戸生まれ。高校時代から雑誌へのマンガ投稿を始め、1966年「ガロ」にてマンガ家デビュー。その後「ガロ」「朝日ジャーナル」誌上に実験的なマンガを発表、1973年には『やっぱりおおかみ』(福音館書店)を上梓し絵本作家としての活動を開始する。主な作品は、絵本に『おばけがぞろぞろ』『まじょのかんづめ』(福音館書店)、『ねむいねむいねずみ』(PHP研究所)、『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』『ぶたのたね』(絵本館)など、マンガ作品集に『佐々木マキ作品集』『ピクルス街異聞』(青林堂)、『うみべのまち』(太田出版)など。イラストレーションや本の挿絵も多く手がけており、『羊男のクリスマス』(村上春樹・佐々木マキ共著、講談社)など。京都市在住。

展示作品一覧

▼絵本原画:
『やっぱりおおかみ』 『おばけがぞろぞろ』 『まじょのかんづめ』 『ねむいねむいねずみ』『クイクイちゃん』 『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』 『ぶたのたね』 『変なお茶会』 など

▼マンガ原稿:
怪盗スパンコール『おおきなポケット』 「ガロ」より「六月の隕石」「天国で見る夢」「ピクルス街異聞」「ぼくのデブインコちゃん」 など

▼イラストレーション原画:
村上春樹『羊男のクリスマス』『風の歌を聴け』『ふしぎな図書館』 鶴見俊輔『わたしが外人だったころ』H.C.アンデルセン『絵のない絵本』など

計 約200点