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会期終了 常設展
SMoAコレクション第Ⅲ期 名品選
会期 2025年9月13日(土)〜11月30日(日)
開催概要
当館は現在、①日本美術院を中心とした近代日本画、②滋賀ゆかりの美術・工芸等、③戦後アメリカと日本の現代美術、④アール・ブリュット、⑤芸術文化の多様性を確認できるような作品の、5つの収集方針に基づいて作品の収集活動を行っています。ここでは、この展示室2で展示されることが多い③と④について、簡単にご紹介しましょう。
③の現代美術については、特に戦後のアメリカと日本と明示しているところが当館の特色と言えます。収蔵件数671件*は、当館コレクション全体の3,004件に対して約22%で、ジャンル別の点数としては最も少ないというのが事実です。しかしながら、その質の高さは全国の美術館でも随一のものと自負しています。たとえば、今回展示している《PH-386》を描いたクリフォード・スティル。彼はアメリカの抽象表現主義を代表する作家ですが、国内の美術館で彼の作品を収蔵しているのは当館のみなのです。
④のアール・ブリュットとは、1940年代にフランスの画家、ジャン・デュビュッフェ(1901-1985)が提唱した、既存の文化の影響を受けずに制作された独創的な作品を指す概念です。障害者のつくる作品の一部にそのような特徴を確認できることが少なくなく、かつまた、滋賀県は戦後より、障害者の創作活動の支援において先駆的な実践を行ってきた歴史があるため、2006年に新たに収集方針に加わりました。その当時も、また2025年現在も、アール・ブリュットを収集方針に掲げている公立美術館は、国内では当館のみです。2023年には日本財団より、2010年にパリのアル・サン・ピエール(Halle Saint-Pierre)で開催された「アール・ブリュット・ジャポネ」展で展示された作品のうち550件が当館に寄贈されました。これにより収蔵件数は876件、当館コレクションの約29%を占める規模になっています。その数は、アール・ブリュット・コレクションを有する世界各地の美術館と比較しても遜色はなく、その意味で世界有数のコレクションと言えます。
今回の名品選では、当館の現代美術とアール・ブリュットのコレクションから、選りすぐりの作品を展示しています。ぜひおたのしみください。
*文中の収蔵件数および割合の数字は2025年3月時点のもの。
- 会期
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2025年9月13日(土)〜11月30日(日)
- 休館日
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毎週月曜日(ただし祝日の場合には開館し、翌日火曜日休館)
- 開館時間
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9:30-17:00(入場は16:30まで)
- 会場
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滋賀県立美術館 展示室2
- 観覧料
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一般/570円(460円)
大学生/340円(280円)※高校生以下、18歳未満、県内居住の65歳以上、身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方とその介助者の方は無料
◎( )は20名以上の団体料金
◎常設展のチケットで展示室1、小倉遊亀コーナー、展示室2を観覧可
◎毎週日曜日は「木の家専門店 谷口工務店フリーサンデー」、10月以降の毎週土曜日は「イシダ フリーサタデー」常設展示をどなたでも無料で観覧いただけます
- 主催
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滋賀県立美術館
- 作品リスト