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滋賀県立美術館 Shiga Museum of Art

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企画展

手塚治虫展

会期 2014年07月12日~2014年08月31日

開催概要

滋賀県立近代美術館では平成26(2014)年7月12日(土)から8月31日(日)まで、『手塚治虫展』を開催します。

「ストーリーマンガ」と呼ばれる新たなマンガ表現を確立し、アニメーターとしては国産初の本格的なテレビアニメシリーズを成功させた手塚治虫(1928-89)。“マンガの神様”と称され、生涯に手がけたマンガは原稿にして約15万枚、アニメーションは約70作品に及ぶと言われています。常に新しい表現に挑み続け、まさに日本のマンガ・アニメ界に金字塔を打ち立てた巨匠と言えるでしょう。その物語やキャラクターたちは、没後20年以上経った今もなお日本中、あるいは世界中の人々を魅了してやみません。代表作の1つである「鉄腕アトム」は、2013年にテレビ放送開始から50年を迎え、また2011年には晩年に10年以上を費やして描かれた大作「ブッダ」が映画化されました。

この手塚治虫の生涯と業績に多角的な視点から迫る本展は、「鉄腕アトム」「ブッダ」「火の鳥」「ブラック・ジャック」「ジャングル大帝」「リボンの騎士」といった手塚の代表的なマンガ作品の直筆原稿や、生涯に手がけた膨大な数のマンガとアニメーションの中から厳選した原画・映像・資料、さらには生前の愛用の品など約170点を紹介。「手塚治虫の誕生」「作家・手塚治虫」「手塚治虫のメッセージ」の3部構成で制作の手法とその効果を検証するとともに、作品と作者の言葉を通して手塚が未来へと託したメッセージを展覧します。また、展示室の一角には手塚治虫の仕事部屋を再現します。

現在も色あせることなく、ますます輝きを放つ手塚作品の数々。この夏は本展覧会で、「手塚治虫の世界」を存分にご堪能ください。

展示作品(予定)

マンガ直筆原稿:
「ジャングル大帝」「鉄腕アトム」「リボンの騎士」「火の鳥」「ブラック・ジャック」 「陽だまりの樹」「アドルフに告ぐ」「ふしぎなメルモ」「どろろ」「海のトリトン」など

セル画:
「ある街角の物語」「鉄腕アトム」「W・3(ワンダー・スリー)」「ジャングル大帝」 「悟空の大冒険」「リボンの騎士」「どろろ」「千夜一夜物語」など

資料類:
生前の愛用品(ベレー帽、鉛筆、ペン) など

計 約170点

会期

2014年7月12日(土)〜8月31日(日)

休館日

毎週月曜日。
ただし7月21日(月)は開館し、翌7月22日(火)休館

観覧料

一 般 1000円(800円)
高大生 650円(500円)
小中生 450円(350円)
( )内は前売および20名以上の団体料金

ローソンチケットでお買い求めの前売券は、当館総合受付(チケットカウンター)にて観覧券とお引き換え下さい。
ローソンチケットLコード:59545

作家プロフィール

手塚治虫

1928年11月3日、大阪府豊中市(旧・豊能郡豊中町)に生まれる。本名は手塚治。
5歳の時に兵庫県宝塚市(旧・川野辺郡小浜村鍋野)に引越し、幼少期・青年期を過ごす。
小さい頃は、昆虫の観察日誌とマンガを描くのが大好きな少年だったという。

その後大阪大学医学専門部へ進学。医学を学ぶ傍ら、1946年「マアチャンの日記帳」でマンガ家デビューを果たす。
1947年には『新寳島』が大ヒット。学業を修め医師免許を取得した後、本格的にマンガ家として活躍を開始する。
以来、日本のストーリーマンガの確立に力を尽くし、またアニメーションの世界でも大きな業績を残した。
代表作に「鉄腕アトム」「リボンの騎士」「火の鳥」「ブラック・ジャック」「三つ目がとおる」など。1989年死去。

主催

滋賀県立近代美術館、京都新聞、BBCびわ湖放送

後援

滋賀県教育委員会

企画制作

手塚プロダクション

制作協力

東映株式会社