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企画展
開館記念 小倉遊亀回顧展
会期 1984年10月13日~1984年11月11日
開催概要
本館の開館記念展として、明治28年(1895)大津市で生まれた日本美術院の重鎮、小倉遊亀の回顧展を開催した。小倉遊亀は、奈良女子高等師範学校卒業後、安田敏彦に師事。第15回院展に「胡瓜」で初入選し、昭和7年(1932)女性としては初めて日本美術院同人となる。戦後、その作風は大きく展開して 新しい日本画の創造に向けて活動し、昭和37年(1962)に日本芸術院賞を受賞、昭和51年(1976)日本芸術院会員となり、昭和54年(1984) 滋賀県文化賞、翌55年に文化勲章を受章している。
この回顧展では、戦前から現在に至る代表作102点を、その主要な画題である人物画と静物画に大別し、その画業の全貌を明らかにした。
- 会場
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企画展示室1・2
- 観覧者数
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19,235人 (一日平均 740人、一日最高 1,585人)
- 関連行事
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○講演「私と日本画」
昭和59年10月13日(土) 於:講堂
講師:小倉遊亀
- 図録
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240×250mm、164ページ(カラー作品図版61点)
編集・発行 滋賀県立近代美術館
内容:○「感謝」小倉遊亀
○論文:「小倉遊亀の画業」 内山武夫(京都国立近代美術館学芸課長・美術評論家)、「小倉遊亀の
人物画」 小池賢博、「北鎌倉の特産品-小倉遊亀の静物画について」 石丸正運
○作品解説:桑山俊道、高梨純次、岡村さわ子
○年譜:岡村さわ子編
○主要参考文献:岡村さわ子編
- 新聞関連記事
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読売新聞 昭和59年11月2日(夕刊) 「小倉遊亀展」 塩川京子(京都市美術館学芸委員)
京都新聞 昭和59年10月20日(朝刊) 展評 津田潤一郎
京都新聞 昭和59年11月11日(朝刊) 「小倉遊亀回顧展」 から 今本喜久子
- 主催
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滋賀県立近代美術館