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企画展
シガ・アニュアル ’86 多義的な表面
会期 1986年02月18日~1986年03月23日
開催概要
関西を中心に現在活躍中の若手作家の作品を通して、日本の現代美術の多様な状況を紹介する当館の自主企画『シガ・アニュアル』の第1回展。今回は「多義的な表面」というテーマに沿って、平面芸術の分野で新しい表現を追求している4名の作家を紹介した。
『シガ・アニュアル』は近年数多く開催されている他の現代美術展とは異なり、毎回特定のテーマを設けそれにもとづいて出品作家を選定すること、および一作家につきできるだけ多数の作品を展示し、その作家に対する理解を探めてもらうことという、二つの大きな特徴を持っている。本展「多義的な表面」は、芸術の 最もベーシックな場のひとつである“平面”をテーマに措え、これに果敢に挑んでいる4名の作家-五十嵐彰雄、根岸芳郎、山本富章、横溝秀実-の作品43点 を通して、現在平面芸術が置かれている状況とこれからの展望を明らかにしようと試みたものであった。
- 会場
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企画展示室1・2
- 観覧者数
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2,626人 (一日平均 88人、一日最高 337人)
- 関連行事
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○出品作家を囲んでの座談会 「現代絵画の行方」
昭和61年2月23日(日) 於:教養室
- 図録
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280×210mm 58ページ(カラー作品図版43点、モノクロ作品図版4点)
編集・発行 滋賀県立近代美術館
内容:○論文 「多義的な表面」 尾野正晴
- 新聞関連記事
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読売新聞 昭和61年2月12日(夕刊) 「シガ・アニュアル-形式を問い直す」 尾野正晴
朝日新聞 昭和61年2月21日(夕刊) 展評 吉村良夫
京都新聞 昭和61年3月1日(朝刊) 展評 藤慶之
- 主催
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滋賀県立近代美術館