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企画展
大正浪漫の光と影 竹久夢二展 -河村コレクション特別公開-
会期 1992年07月18日~1992年08月23日
開催概要
竹久夢二(1884-1934)は、画家として、詩人として、また出版美術や商業デザインなど幅広い分野で活躍した。夢二の作品は、「夢二式」と呼ばれる特有のスタイルをもつ女性像を代表に、印刷媒体を通して全国に広められ、明治末年以来人気を博した。そして、大正12年の関東大震災などを契機に大正美術が終焉を告げると、一世を風靡した夢二の時代も過去のものとなる。
本展は、大正というひとつの時代をリードしていった夢二の足跡を、ことに画家としての側面に光を当て、回顧した。展示作品は、生前の夢二を知り、長年その作品の収集に努めてこられた河村幸次郎氏(現・下関市立美術館名誉館長)のコレクションによるものである。
- 会場
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企画展示室1・2
- 観覧者数
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18,055人 (一日平均 564人、一日最高 1,586人)
- 関連行事
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○講演会 「夢二とその時代」
平成4年8月2日(日) 於:講堂
講師:小倉忠夫(名古屋ボストン美術館設立準備委員会常任顧問、前京都国立近代美術館館長)
○日曜美術鑑賞会
平成4年7月26日(日) 於:講堂
講師:岩田由美子(当館学芸員)
- 図録(共通版)
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265×215mm、138ページ(カラー作品図版291点)
編集:河村幸次郎
発行:(株)グラナダ
内容○論文:「夢二に会った頃」 河村幸次郎、「画家としての竹久夢二」 瀬木慎一
○夢二の出版本目録 ○竹久夢二年譜
- 新聞関連記事
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読売新聞 平成4年7月12日~8月20日(朝刊)
「大正浪漫の光と影 竹久夢二展から」 (10回連載) 石丸正運、岩田由美子
京都新聞 平成4年8月8日(朝刊) 「画家の感性浮き彫り 竹久夢二展」 太田垣実
- 主催
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滋賀県立近代美術館、読売新聞大阪本社、読売テレビ、美術館連絡協議会
- 協賛
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花王株式会社