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企画展
開館25周年記念 collection+ 伝統と革新 日本画の時代
会期 2009年10月31日~2009年11月23日
開催概要
開館25周年記念の企画展『collection+』の第3弾として、日本画の名品による『伝統と革新 日本画の時代』を開催いたします。
当館の日本画コレクションの中心は、大津出身で日本美術院最初の女性として同人になった小倉遊亀の作品群であり、その作品群を導き出した院展の巨匠の作品群です。横山大観・菱田春草・下村観山という明治の院展の三羽烏から始まり、今村紫紅を経て、安田靫彦・速水御舟などの作品が、それにあたります。これら院https://www.shiga-kinbi.jp/?p=11705展の作品群については、9月12日より10月25日に開催する企画展『大正期 再興院展の輝き』と、ほぼ同時期の常設展「院展の名作、明治&昭和」で、ご鑑賞いただけます。
そこで、今回の「collection+ 伝統と革新 日本画の時代」は、「collection+ 百花繚乱-工芸と洋画-」がそうであったように、主として滋賀県に関わる日本画の名作約70点を展示・公開いたします。
千年の都の隣に位置して歴史のロマンに満ちあふれ、なだらかな山に囲まれながら日本一の大湖、琵琶湖を擁しての風光明媚な風土は、古来よりこの地を扱った多くの名作を生み出しています。とりわけ、近江八景とそれに関連する作品から、豊かな自然や歴史の重みをご堪能下さい。
また、滋賀県出身の巨匠、岸竹堂や山元春挙の大作があり、その系統に連なる京都画壇で活躍した日本画家の大作や習作をご覧頂けます。今回は、特に、山元春挙の師である野村文挙や森寛斎、春挙の画塾として隆盛を誇った早苗会の画家たちの作品、とりわけ、春挙にゆかりの森寛斎の作品を借用して公開しますので、ご注目ください。
- 出品作品
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主として滋賀県に関わる日本画の名作 約70点
- 関連行事
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■ 日曜美術観賞会(展示品解説)
日時:平成21年11月8日(日 午後1時30分~
講師:高梨純次(当館学芸課長)
演題:滋賀県立近代美術館における日本画の収集
会場:講堂■ たいけんびじゅつかん「絵巻物をつくろう」
日時:平成21年11月21日(土) 午後12時45分~4時
内容:日本画家の 早川裕子先生をお招きします。
日本画でよく使われるる箔や絵の具をつかって、先生といっしょに絵巻物をつくってみよう。今回は風景を
描きます。
(作品解説:高梨純次(当館学芸課長))
対象:小中学校全学年とその保護者
定員:各日15家族程度
会場:教養室など■ 美術館サポーターによるギャラリートーク
日時:平成21年10月31日(土)~11月23日(月) の毎日午後1時~
- 主催
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滋賀県立近代美術館、京都新聞社
- 後援
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滋賀県教育委員会、NHK大津放送局、BBCびわ湖放送