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企画展
葛飾北斎展
会期 2008年09月13日~2008年10月13日
開催概要
葛飾北斎(1760-1849)は、国内はもちろん、海外にも評価の高い日本の浮世絵師として知られ、平成9年にアメリカの『ライフ』誌が企画した「この千年間に偉大な業績をあげた100人」には、日本人でただひとり選ばれています。江戸時代後期に活躍し、90年にわたる生涯に制作された作品は、今なお私たちに新鮮な驚きを与えています。
この度の展覧会では、創作の原点である肉筆画に、「冨嶽三十六景」を代表とする版画、また当時の出版界でも俄然人気を誇った『北斎漫画』などの版本、さらに全国で活躍した門人たちの肉筆画を加え、とくにここ滋賀の風景を題材とする「近江八景」の作品をまじえて、約140点の作品を通してその面白さ、魅力を紹介します。
出品作品は、島根県津和野町にある葛飾北斎美術館のご協力をいただき、北斎研究の第一人者、永田生慈先生の監修のもと選定いたしました。印象派の画家をはじめとする世界中の人々に驚きを与え、日本の絵画を再認識させた北斎ワールドをご堪能下さい。
- 関連行事
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○特別講演会「世界の北斎、その人と芸術」
日時:平成20年9月21日(日) 午後1時30分~ 於:講堂
※正午から本館エントランスにて整理券発行。先着200名。開場は午後1時~
講師:葛飾北斎美術館館長、美術評論家 永田生慈氏(本展監修者)
○特別講演会「北斎と私」
日時:平成20年10月11日(土) 午後1時30分~ 於:講堂
※正午から本館エントランスにて整理券発行。先着200名。開場は午後1時~
講師:美術家 横尾忠則氏
○大人のためのワークショップ「北斎版画を刷る」
内容:葛飾北斎の「凱風快晴(赤富士)」をハガキサイズに縮小した版を使っての、刷りのワークショップ。
版木は浮世絵木版画彫り師の北村昇一氏による彫り。
日時:平成20年10月12日(日) 1回目午前10時~午後12時30分/2回目 午後1時30分~4時 於:教養室
定員:各回10名
○たいけんびじゅつかん「スタンプをつくろう!」
内容:葛飾北斎が作った木版画と同じ、版画の一種のスタンプやはんこ。自分だけのスタンプを作って紙のうえに
表現してみよう。
日時:平成20年9月20日(土) 午後1時~4時
対象:小中学校全学年とその保護者
定員:10~15家族
○美術館サポーターによるギャラリートーク
日時:平成20年9月13日(土)~10月13日(日) の毎日午後1時~
- 主催
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滋賀県立近代美術館、京都新聞社
- 後援
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滋賀県教育委員会、NHK大津放送局、BBCびわこ放送
- 協力
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葛飾北斎美術館
- 企画協力
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アートシステム
- 監修
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永田生慈氏(葛飾北斎美術館館長、美術評論家)