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企画展
アジア美術との出会い
会期 2001年10月24日~2001年11月18日
開催概要
この展覧会は、滋賀県が2001年に開催した「湖国21世紀記念事業」の中の「びわ湖アジア芸術文化祭」の一環として開催されるものであり、2部構成で、第1部ではアジアと滋賀の美術の交流の歴史をたどり、第2部では現代のアジア美術を中心に紹介する。滋賀県の、そして日本の文化と芸術は、アジアの国々との関係の歴史の上に成り立ってきた。21世紀を迎え、湖国滋賀の歴史を振り返り、新たな文化を創造しようとする現在、アジアの美術の過去と現在に触れる本展は意義深い試みであった。
第1部【近代以前のアジア美術】と第2部【アジア美術の現在-福岡アジア美術館の所蔵作品による】の2部構成とした。第1部では、滋賀県雪野山古墳の出土品といったアジアからもたらされた造形作品や、近江八景のようなアジアの文化との関わりの中で成立した日本の美術品から、アジアと滋賀の交流について考察できるよう、展示した。第2部では福岡アジア美術館のコレクションの中から、政治や歴史に関わる作品、アジアの生活情景に関わる作品、宗教に関わる作品など、大きく3つのセクションによって、現代のアジア美術を紹介した。
- 会場
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企画展示室1・2
- 関連行事
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○アジアン・パフォーマンス・アート
平成13年10月27日(土)・28日(日) 於:当館講堂他
出演者:霜田誠二(日本)、ホン・オボン(韓国)、アラフマヤーニ(インドネシア)、チュンポン・アピ
スック(タイ)、ホアン・リー(ベトナム)、エイ・コー(ミャンマー)
- 図録
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210×297mm 105ページ(カラー作品図版:75点、モノクロ作品図版:18点)
編集:滋賀県立近代美術館
発行:滋賀県芸術文化祭実行委員会
内容:○論文:「近江のアジア系文物 序説」 高梨純次、
「交差するボーダー-アジア的価値と美術」 田平麻子
○第1部作品解説、参考文献:高梨純次 ○年表:岩田由美子 ○第2部作家略歴:田平麻子
- 新聞関連記事
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京都新聞 平成13年10月23日 「アジアの文化や芸術一堂に」 (紹介記事)
- 主催
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滋賀県、滋賀県教育委員会、滋賀県芸術文化祭実行委員会、滋賀県立近代美術館
- 後援
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外務省、文化庁
- 協力
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福岡アジア美術館
- 特別協賛
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湖国21世紀記念事業協会