滋賀県立美術館 Shiga Museum of Art

9/22
本日開館
本日開館
9/22
9:30〜17:00
ホーム > 展覧会 > 過去の展覧会 > 人間国宝 清水卯一/人と作品展

企画展

人間国宝 清水卯一/人と作品展

会期 2001年02月24日~2001年04月15日

開催概要

平成11年(1999)3月、清水卯ーさんの初期から近作にいたる150点もの数多くの作品を滋賀県立近代美術館へ、作家自身から寄贈していただいた。その後、できるだけ早い時期にまとめて展示公開すべく準備を進めてきた。2年後の春に開催できたのが本展であり、寄贈を受けた作品と国内各地から借り受けた他の代表作を併せて189点の作品と、制作関連の道具や材料、さらに作家の工房も会場に復元して展示紹介した。
清水卯ーさんは、大正15年(1926)京都の五条坂に生まれた。昭和15年、京都の陶芸家石黒宗麿に師事する一方、翌年から国立陶磁器試験場の伝習生として作陶を学び、同18年からは京都市立工業試験場窯業部の助手となり研鑽を積んだ。戦後、若手陶芸家の宇野三吾を中心とした前衛を目指す陶芸団体の四耕会結成に参加、次に木村盛和らと緑陶会を結成、また、清水六和、森野嘉光らとともに京都陶芸クラブ結成にも参加する傍ら、この間に、様々な展覧会で特選を受賞し、若き日の非凡な才能を発揮している。
昭和30年、日本工芸会が設立されると同時に参加し、同年開催の第2回日本伝統工芸展の初入選以来、現在まで欠かさずに出品してきた。同33年の第5回日本伝統工芸展での奨励賞受賞を最初に、国内外の展覧会で10数回におよぶ様々な受賞など、その活躍ぶりには目を見張るものがある。昭和60年には優れた「鉄釉陶器」の技術で、国の重要無形文化財保持者に認定された。本展では、滋賀在住の陶芸作家清水卯ーさんの焼き物にかけた情熱と作家としての人間性を、多くの作品と関連資料によって回顧した。

会場

企画展示室1・2

関連行事

○講演会 「私とやきもの」
平成13年3月4日(日)  於:講堂
講師:清水卯一
○日曜美術鑑賞会 「清水卯一 人と作品」
平成13年3月18日(日)  於:講堂
講師:桑山俊道

図録

290×220mm、192ページ(カラー作品図版:194点)
編集・発行:滋賀県立近代美術館
内容:○論文:「清水卯ーさんのこと」 石丸正運(滋賀県立琵琶湖文化館館長)、
「清水卯一/人と作品」 桑山俊道
○作家年譜   ○出品作品リスト

新聞関連記事

京都新聞 平成13年3月10日(朝刊)  「ミュージアム」 太田垣實
毎日新聞 平成13年3月23日(夕刊)  「人間国宝 清水卯一 人と作品」 岸桂子
産経新聞 平成13年3月25日(朝刊)  「くらしの美」 早瀬廣美

その他関連記事

『陶説』 平成13年5月1日発行 通巻578号 「関西の陶芸展」 藤慶之

主催

滋賀県立近代美術館