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滋賀県立美術館 Shiga Museum of Art

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企画展

サム・フランシス展

会期 1988年09月10日~1988年10月16日

開催概要

アメリカ抽象絵画の巨匠サム・フランシス(1923-1994)の大規模な個展。第二次世界大戦後の美術は、アメリカの抽象表現主義やフランスを中心としたアンフォルメル(非定形主義)という、新しい抽象絵画の登場からスタートしたが、フランシスもこの流れに属する作家で、戦後まもない1950年にパリに渡り、アンフォルメルの作家達と交流しながら、色彩が華麗にほとばしる独自の抽象絵画のスタイルを作り上げた。
 本展はサム・フランシス自身の全面的な賛同を得て、1980年以降の展開に焦点を絞り、絵画の大作23点を軸にモノタイプなど合計59点を展示した。なおこの展覧会は、富山県立近代美術館、高輪美術館、大原美術館、世田谷美術館を巡回した。

会場

企画展示室1・2

観覧者数

9,483人 (一日平均 296人、一日最高 656人)

関連行事

○講演会 「サム・フランシスの芸術」
   昭和63年9月15日(木・祝)  於:講堂
   講師:小川正隆(富山県立近代美術館長)
○日曜美術鑑賞会 「サム・フランシス展」
   昭和63年9月11日(日)  於:講堂
   講師:小林昌夫(当館学芸員)

図録(共通版)

240×257mm、120ページ(カラー作品図版59点、モノクロ参考図版10点)
監修:小川正隆
編集:各開催館、朝日新聞社、南天子画廊
発行:朝日新聞社
内容:○論文:「魅惑の宇宙-『サム・フランシス展』の企画によせて-」 小川正隆、「80年代のサム・フランシス-ロビンソンはきまって麻姑(中国の仙女)の夢にあらわれる-」 東野芳明
   ○エッセイ:「ヴィジョンをつたえる人」 大江健三郎、「徴候の狩人サム・フランシス」 大岡信、「宇宙夢」 武満徹、「宇宙船サム・フランシス号」 辻井喬
   ○年譜  ○主要文献

新聞関連記事

朝日新聞 昭和63年9月9日~17日(朝刊)
       「色彩の饗宴:サム・フランシス展から」 (7回連載) 小林昌夫

主催

滋賀県立近代美術館、朝日新聞社

後援

アメリカ大使館

協力

南天子画廊

協賛

アサヒビール株式会社