滋賀県立美術館(以下、県立美術館)では、1984年の開館以来、継続して展示や研究、保存、教育交流事業等に積極的に取り組んできました。
しかし、開館後40年が経過し建物や設備は老朽化が進んでおり、抜本的な改修を要する時期に入っています。加えて、県立美術館が身近な施設ではない方々がいることも浮き彫りになっています。
このような現状を受け止め、「県立美術館に何ができるのか」といった問いを自らに投げかけ、県立美術館の役割を見つめ直しながら、近年は、多様な鑑賞者が楽しめる視点を取り入れた展示に加え、対話鑑賞を活用した社会的処方などウェルビーイングに資する取組などを意欲的に進めてきました。
こうした検討や試行も踏まえ、施設機能を継続させるための抜本的な改修とともに、より多くの方に利用していただける存在になるために県立美術館の増築やびわこ文化公園と一体となった整備などを進めたいと考えています。
このたび、2026年3月に整備の基本的な方向性をまとめた滋賀県立美術館整備基本計画を策定しましたので、お知らせします。